道都の新たなランドマークとなる、大規模複合ビル「北洋大通センター」の地鎮祭が11日、札幌市中央区大通西3の7の建設地で行われた。横内龍三北洋銀行頭取は「このビルは札幌のまちづくり計画に深く組み込まれたもの」と建設の意義を示し、「10月に北洋銀と札幌銀が合併するが、新たに誕生する銀行をこの地で根付かせたい」と、新ビルへの思いを語った。
旧拓銀本店跡地に建設する同ビルは、北洋銀が関連会社の交洋不動産と区分所有する。S一部RC造、地下4地上19階、延べ約5万9000m²の規模。本店本部として同行の中枢機能を集約するとともに、仮店舗で営業している大通支店が移転する。
このほか、地下2―4階の札幌駅前通側には商業施設(4300m²)を誘致。13―18階にはテナントオフィス(1万500m²)、地下3、4階と地下1、2階の一部は駐車場となる。総工費は約180億円。2010年3月の完成を目指す。
設計・監理は日建設計・道日建設計・ドーコン共同体。主体は大林組・伊藤組土建・岩田地崎建設・丸彦渡辺建設・中山組・田中組共同体。
電気は東光電気・北弘電社・北海電気工事・きんでん共同体、空調が三機工業・高砂熱学・藤井設備・朝日工業社・三建設備共同体、衛生は池田煖房・五建工業共同体、昇降機は日立製作所・三菱電機共同体がそれぞれ担当する。
地鎮祭には関係者約80人が出席。神事の後、あいさつした横内頭取は、札幌駅前通地下歩行空間や創成川通アンダーパス連続化など、札幌市が進める都市軸整備と整合性を持った事業であることを強調。その上で「この新たな拠点を生かし、札幌を美しく、活気のある街にしたい」と、抱負を披露した。
また、設計・監理代表の岡本慶一日建設計社長は「札幌の顔となるプロジェクト。この重要な仕事にかかわることができて大変光栄」、施工者代表の野間暎史大林組副社長は「責務の重大さを痛感している。都市の一等地の工事であることを十分に認識し、持てる技術をすべて発揮したい。騒音や環境への配慮に努め、品質管理と安全衛生管理を徹底させ、付託に応えたい」と力を込めた。


真砂徳子の起ーパーソン
北海道で夢の創造に奮闘する、キーパーソンを紹介。
今回は北海道バリュースコープ代表取締役 三浦重道さんです。
FM(ファシリティマネジメント)特集
施設の有効活用を図る総合的な管理手法「FM」の動向や情勢
コラム「透視図」
建設業界に関するコラム