e-特集北海道新幹線

新幹線が本道から九州まで縦貫

2014年11月5日付

北の大地まで新幹線が到達

「エイエイ」との掛け声でレールを締結した

 北海道新幹線新青森―新函館北斗間のレール締結式が1日、木古内駅構内で開かれ、149kmの線路が全てつながった。1964年の東海道新幹線開業から50年を経て、本道から鹿児島県まで新幹線の鉄路2150kmが列島を縦貫した。2016年3月の開業後は、東京まで4時間ほどで移動できるようになる。

 同区間のレール敷設は、渡島当別トンネル内で12年3月から開始。長さ25mのレール2万4400本を使用したという。新函館北斗駅から東京駅まで直通し、乗り継げば鹿児島中央駅まで新幹線で行ける。

 式典には西村明宏国土交通副大臣をはじめ、高橋はるみ知事、本道と青森県の選出議員ら約90人が出席。鉄道建設・運輸施設整備支援機構の石川裕己理事長は「北の大地まで新幹線が到達した。最終段階の工事を進めるとともに、札幌までの工事にも支援、協力を」とあいさつした。

 西村副大臣は関係者の尽力をねぎらい、「集客力が高まり、ビジネスでもさらなる振興・発展に資する」と期待。町村信孝衆院議員は「新幹線の効果を本道全体にもたらすためにも、一刻も早く札幌まで」と工期短縮に力を込めた。

 高橋知事は「道南地域と青森が約1時間で結ばれ、新たな交流圏が形成される。魅力ある観光地づくりや交通ネットワークの充実など、官民一体のオール北海道で加速させる」と表明。札幌延伸については「北海道が地域の先頭に立つ」と述べた。

 来賓44人が線路上2列に並び、特製レンチでボルト締め付けを実施。点検確認と清めの儀を経て、テープカットやくす玉割りで祝福ムードを高めた。つながったばかりのレール上をモーターカーが走行すると、会場内は大きな拍手に包まれた。

 この日は、12月からの試験走行に向けて、七飯町内の函館総合車両基地で10両編成にしたH5系車両の姿も初公開。1日は新函館北斗、2日は木古内の各駅で歓迎セレモニーを予定している。

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