e-特集北海道新幹線

函館で新幹線地域活性化フォーラムが開催

2014年11月18日付

宿泊業や観光業から60人が参加したフォーラム

人口減少社会の下、新幹線開業をどう迎えるかを考えた

 北海道新幹線地域活性化フォーラムが15日、函館国際ホテルで開かれた。約500日前に迫った新函館北斗駅までの開業をどう迎えるかを「人口減少下の地域づくりと高速鉄道」をテーマに、識者らの基調報告を踏まえて、開業がもたらす地域の活性化策を考えた。

 同フォーラムは、2008年からシリーズ形式で開催し、今回で8回目。この日は、経済地理学会北東支部と北海道新幹線新函館開業対策推進機構の主催で、宿泊、観光関係者ら約60人が参加した。

 青森大の櫛引素夫准教授は、過去の開業事例を紹介し、道南開業の特徴と課題を提起。新青森駅前では空き地を利用した毎月の産直市がにぎわっていることに触れ、「経済効果だけでなく地域、社会の変化に目配りを。最大の効果は地域のつくりかえだ」と述べた。

 同機構の永沢大樹事務局長は、函館市の人口構造を、規模の近い新潟県長岡市と比較して説明。「少子化の前に〝少婚対策〟。男性労働力の定着化が必要だ」と説いた。函館高専の奥平理准教授は、開業に伴う交流人口の増加で、人口減を補える可能性があると示唆した。

 この後の公開討論では、新函館北斗駅から函館市内までの2次交通の問題点や、180万人規模に上る青函圏の発展性などを議論。新幹線の活用で「行ったり来たり社会」がキーワードになるなどの話も出た。

新着ニュース

ニュース一覧へ

入札公告速報

入札公告速報一覧へ

連載・特集記事 ~紙面から~

おとなの養生訓 おとなの養生訓
第111回は朝食抜き。ビジネスマンの 場合、しっかり取って集中力を高めた ほうが、メリットが大きいです。

マイナス金利時代を聞く マイナス金利時代を聞く
マイナス金利政策が道内の企業や建設業に与える影響と、今後の経済動向について聞きました。