e-特集北海道新幹線

北東3地域本部技術士交流研修会が札幌市で開催

2015年11月7日付

新幹線の札幌延伸に関する技術報告も行われた

地域の課題解決に向けて技術士の役割を考えた

 北海道、東北、北陸の技術士による北東3地域本部技術士交流研修会が6日、ポールスター札幌で開かれた。技術士が地方創生に果たすべき役割をテーマに、地域の課題解決に取り組んだ各地の技術士が成果を発表。北海道新幹線札幌延伸の工期短縮に関する技術的な課題も考えた。

 日本技術士会北海道本部の主催。東北本部と北陸本部が共催し、各地から約100人の会員が参加した。能登繁幸北海道本部長は「安倍政権は地方創生を掲げ、各地でさまざまな活動がみられる。この政策課題に対し、技術士として何ができるか考えるのがきょうのテーマだ」と提起した。

 発表に先立ち、道総合政策部の本間研一新幹線推進室長が特別講演した。札幌延伸の工期短縮に向けた技術的課題について、①トンネル掘削土の受け入れ地確保②掘削残土に含まれる重金属の処理③札幌市内の用地取得の円滑化―の3点を指摘。掘削土受け入れは、見込まれる土量2100万m³のうち1300万m³が沿線自治体に用地を確保してもらうことで、めどが付いたと報告した。

 残土処理に関しては、道立総合研究機構が開発した安価な天然地質由来の人工吸着材を土置き場に敷き、重金属を吸着させる技術を紹介した。

 また札幌市内の敷地確保に向け、手稲区西宮の沢から桑園駅付近までの地下化を鉄道・運輸機構や札幌市などと検討中とし、「間もなく結論が出る」と示唆した。

 この後、積雪寒冷地が抱える課題の解決や、福島第1原発事故から復興を目指す取り組みなど、5人が研究成果を発表した。

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