e-特集北海道新幹線

《新春ひと 2016》道の駅木古内町観光交流センター長 浅利 文博さん

2016年1月6日付

木古内町観光交流センター長の浅利 文博さん  北海道新幹線開業を目前に控えた、寒中みそぎ祭り初日の13日にオープンする木古内町観光交流センター「道の駅・みそぎの郷きこない」。昨年10月にセンター長に就任。渡島西部4町、桧山南部5町の人や物をつなぐ拠点を目指し、心でもてなす道の駅づくりに「こつこつと」励んでいる。

 イトーヨーカ堂に長く勤め、道内3店舗の新規開店を経験。屯田店とアリオ札幌では開店準備室の先頭に立った。首都圏の店長へという話が出た1990年、「自然が大好きな娘、大切な家族と離れず暮らす」と道内残留を選んだ。

 定年後は七飯町に帰郷。再雇用の函館店で地域物産を担当していた2014年、木古内町が道の駅開設の人材を求めていると知り、手を挙げた。当初、奥さんは反対。しかし娘さんが「出世より家族を選んでくれた父さんに、もう一度責任ある仕事を」と助け舟を出し、今では奥さんが朝5時に弁当を作り支えてくれているという。

 扱う450品目の選択、「売れ筋の横に売りたい物を」といった陳列の工夫に長年のノウハウが生きる。「伸び悩む商品があれば生産者と二人三脚で改善を。その積み重ねが支持につながる」。人や物をつなぐ地域全体のコンシェルジュとして、手伝ってくれる地元の人たちの期待に応えたいと願う。

 今後は「新幹線が人を呼ぶのではない。あの人がいる、いつも新しさがあると地元に愛される道の駅になること。その輪が広がり耳に入れば観光客は来てくれる」と地域に根差した施設を目指す。

 51年6月生まれの64歳。先手必勝が信念。

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