e-特集北海道新幹線

北辰フーズが江別市内の製造工場を3期に分割し建て替え

2016年2月4日付

新幹線開業も見据えて新施設を整備する

江別市内にある現工場。
施設機能の更新や販路拡大に向け、建て替える

 ロート製薬の子会社で、夕張メロンゼリーなどを製造販売する北辰フーズ(江別市緑町西3丁目1の1、宮谷将徳社長)は、江別市内にある製造工場を建て替える。工事は3期に分けて実施する考えで、1期目は主力商品を製造する延べ約2300m²の工場を敷地内に建設する計画。設備増強により、介護者向けのケアフードの製造に着手するとともに、関西圏の販売を強化する構えだ。

 同社の工場は、旧雪印乳業から引き取ったもので、築40年以上が経過している。道内などを観光で訪れる訪日外国人の増加などを背景に、夕張メロンゼリーをはじめ土産関連商品の販売が好調なことから、施設機能の更新や販路拡大に向け、建て替えへの検討を始めた。

 江別市緑町西3丁目の敷地約9700坪にある既存施設は、延べ2800m²の製造工場に加え、延べ1300m²の作業所などで構成。1期工事は施設北側の空き地にフルーツゼリーなどを製造するS造、平屋一部2階の工場を新たに設ける。施工者は指名競争で選定する見通しで、今春にも着工し、2017年度の稼働を予定。

 2期目は既存施設の一部を解体し、その場所に商品を包装する出荷施設を計画。3期目は残った部分の解体を進め、原料の加工施設を設ける考えだ。宮谷社長は「現施設よりも規模は拡大する。工場の解体、建設を2年スパンで進めていければ」と話している。

 04年設立の同社は、夕張メロンゼリーのシャーベリアスシリーズを主力商品に、道産の食材にこだわった野菜、果物を加工した商品などを全国で販売。食材範囲を広げ青森県のリンゴや沖縄県のマンゴーなどを原料としたご当地限定のフルーツゼリーも手掛けている。

 こうした幅広いビジネス展開で、15年12月期の売り上げは前年同期の15億円から17億1000万円に増加。今後も3月26日の北海道新幹線開業に合わせ、新幹線車内限定のレアチーズケーキを販売するほか、本道と同様に観光客が増える大阪、京都を中心とした関西圏の販売も促進する。

 また、少子高齢化で介護施設が増えていることから、デザートに特化したケアフードの販売も検討。宮谷社長は「新工場で製造、販売を進め、需要が広まれば3期工事の中で製造工場の増築も考えていきたい」としている。

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