e-特集北海道新幹線

北海道新幹線が無事東京へ/福島町商工会青年部などがセレモニー

2016年3月29日付

のろしは津軽海峡を越え新幹線の発車を伝えた

北海道新幹線の安全運行を願い
青函トンネル掘削の偉業をたたえる白煙

 北海道新幹線、殿様のように無事に東京へ―。東京に向かう北海道新幹線を参勤交代で津軽海峡を渡る松前藩主に見立て、海峡両岸で無事の渡航を知らせた風習を再現する「北海道新幹線開業記念のろし上げセレモニー」が26日に福島漁港内で開かれた。この中で、青函トンネル掘削に従事した5人にねぎらいの言葉と感謝を込めた記念品を贈った。

 福島町商工会青年部らで構成する実行委員会の主催。元トンネルマンの今井隆さんと長内正栄さんの発破合図で花火が上がると、大名行列を模した地元若者による奴(やっこ)行列が「北海道新幹線様に奴所望」と祝いの言葉を発して会場を練り歩いた。

 文献を読み解き復元した円錐台ののろし台に開けた直径3mの穴に、はやぶさ22号が木古内駅を発車した午後0時57分、たいまつを投下。スギやマツから徐々に白煙の塊が空に舞い上がり新幹線発車を青森側に報告した。その後、奥津軽いまべつ駅到着を知らせる外ケ浜町会場ののろしを肉眼で確認し、祝いのくす玉を開いた。

 実行委に連なる福島町史研究会の副会長で、重機などでも協力した中塚建設の中塚徹朗社長は「トンネル関係者への感謝と北海道新幹線の安全を祈るのろしだ」と説明。今井さんは「この日を迎え感無量」と言葉を詰まらせていた。

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