e-特集北海道新幹線

北海道新幹線の開業祝い道南4駅で盛大にイベント

2016年3月29日付

 北海道新幹線が開業した26日から2日間、道や沿線自治体らが主催するイベントが各地で開かれ、道南地域はお祝いムード一色に染まった。新函館北斗駅、木古内駅、函館駅、大沼公園駅の4駅周辺では「食」「文化」などをテーマにしたおもてなしイベントを展開。市民や観光客らがご当地グルメを味わうなど終日にぎわいを見せた。

 新函館北斗駅の西側公園では、道と北斗市がタイアップ。道南グルメを味わえる24の屋台がずらりと並び、そこに道央、日胆、道北、オホーツク、十勝、釧根の各ブースや道産ワイン・清酒をそろえたバーも加わり、オール北海道で食・観光の魅力を存分に発信した。

北海道の食と観光の魅力を発信した

超満員の新函館北斗駅西側公園

トークや音楽で開業を盛り上げた

ステージでは吹奏楽部の演奏で盛り上がった

 ホッキやホタテ、カキなどの振るまいには長蛇の列ができ、ステージでは1日PR大使に任命されたお笑いコンビ「タカアンドトシ」のトークショー、郷土芸能、ライブなどで開業に花を添えた。

 木古内駅前では、渡島西部・桧山南部9町の文化や特産品を広くアピールしようと「旬感・千年北海道 食と文化のフェスティバル」を開催。西駐車場には商店や漁協などが出店し、自慢の料理・商品を販売した。

 各地のゆるキャラも勢ぞろいし、子どもたちは大喜び。道の駅会場や駅舎には、町内の児童が描いた新幹線の絵画、木古内中生徒が作成したウオールアートがちりばめられ、来道者を温かく出迎えた。

 函館駅前では「つながるニッポン祭り」と題し、新幹線で結ばれた九州から東北までの沿線のご当地ラーメンが一堂に集結。開業と同時に運行を始めたアクセス列車のはこだてライナーに乗り、新幹線客らも大勢訪れていた。

 開業当日は、新幹線カラーをイメージした花火1000発が夜空を舞った。また、ステージでは秋田県のなまはげ太鼓、弘前ねぷた祭り、金沢市の加賀万歳など全国各地からさまざまな芸能披露があり、来場者は新幹線でぐっと近づく雰囲気を肌で感じていた。

全国各地の伝統芸能が披露された

なまはげ太鼓を食い入るように見る人たち

 新函館北斗駅から約10kmの距離にある大沼公園駅前でも歓迎イベントが実施され、飲食・ステージのほか、1周80mのH5系ミニ新幹線はやぶさ、大沼流山牧場「パドミュゼ」による馬車をそれぞれ運行。

このほか地域の特産品などを提供した

大沼公園駅では、ミニ新幹線を走らせた

 はこだて大沼牛のステーキなど七飯、森、鹿部3町で構成する環駒ケ岳地域の特産品を使ったバーベキューコーナーを設置。会場内や国道沿いなどには七飯町建設協会が寄贈したのぼり200セットが掲げられ、道行く人をいざなっていた。

 東京発の新幹線で新函館北斗駅に来た親子は「全部おいしそうで、どれも目移りしてしまう。北海道は食の宝庫だとあらためて感じた」と屋台を回りながら笑顔を見せ、函館駅会場にいた市内在住の女性は「新幹線で本州が近くなった気がする。いろいろな交流が生まれればまちもにぎやかになると思う」と話していた。

 イベントは新函館北斗駅のみ31日まで開催している。

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