北海道新幹線の本道側施工区間で、2005年度から10年度までに発注された土木関係工事の受注総額は、733億4108万円に達した。発注件数は随意契約分を含め30件。これらを受注した業者の実数は59社で、うち31社が道内業者。道内勢の受注シェアは金額ベースで33.7%と、整備新幹線で地方が負担する割合(建設費の3分の1)をわずかに上回っている。
鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局が05―10年度に発注した土木とPC、鉄骨鉄桁工種の入札結果を本紙が独自に集計した。消費税抜きの落札金額で、設計変更分は含んでいない。
10年度の土木系工事は、大野新道橋梁ほか、鶴野高架橋、戸切地川橋梁ほか、桜岱高架橋、木古内駅高架橋ほか、木古内―北斗間軌道スラブ製作・運搬など12件の入札があり、受注総額は267億5838万円。05年度以降で最多の工事件数、受注額となった。
05―10年度の発注工事は、随契分も含むと30件になる。このうち26件は道内業者を構成員に含む共同体が受注している。受注総額は733億4108万円で、これに対し予定価格の総計は853億6243万円。各工事の落札率を件数で除した平均落札率は86.5%。
受注業者のうち、道外業者は実数で28社(延べ41社)。道内業者は実数31社(同47社)。共同体出資比率で案分した受注実績を見ると、道外勢の受注額合計は486億530万5000円でシェアは66.3%。道内勢の合計は247億3577万5000円でシェア33.7%。道内業者のうち渡島・桧山管内は10社で、受注額の合計は全体の7.2%に当たる53億1306万円。
企業別に受注状況を見ると、09年度以前に受注した渡島当別トンネル西、大野川橋梁ほかに加え、10年度も木古内橋橋梁ほかを獲得した鉄建建設が受注額のトップ。2位の東急建設は過年度のトンネルのほか、10年度に大野新道橋梁ほかを受注している。
3位は渡島当別トンネル東を受注した大成建設。4位は共同体のサブながら高架橋や橋梁を3件受注する株木建設。5位の大林組は10年度で木古内駅高架橋ほかを加えた。道内勢は7位の岩田地崎建設が最高。


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