地域経済

京王電鉄グループのリビタが函館でホテル開業へ-2施設改修し

2016年04月12日 07時21分

 京王電鉄(本社・東京)の不動産部門を担うグループ会社のリビタ(東京都渋谷区渋谷2丁目16の1、都村智史社長)は、函館市内で閉鎖する旧ホテルニューハコダテなど2施設を大規模改修し、来春にも宿泊施設として開業する方針だ。所有者のマルカツ興産と4月中にも賃借契約を結ぶ予定。施工業者の選定も進めており、5月にも工事に取り掛かる。

 同社は東京都内を中心に、既存の社宅や賃貸マンションなどを購入し、リノベーションを施した上で分譲販売している。最近は老朽化したオフィスビルなどの遊休不動産を取得・賃借して改修し、シェア型複合ホテルとして運用する新ブランド「THE SHARE HOTELS」を全国各地で立ち上げている。
 今回、マルカツ興産から、閉鎖していた函館市末広町23ほかにある旧ホテルニューハコダテと隣接する旧西波止場美術館の利活用について相談を受けた。両施設をホテルとしてリノベーションし、再開することで検討を進めている。
 登記簿によると、旧ホテルニューハコダテはRC造、3階、延べ約800m²の規模で、1932年に旧安田銀行函館支店として建設。その後、同行の移転に伴い68年には宿泊施設として利用していた。89年には函館市の景観形成指定建築物に登録されている。
 一方、旧西波止場美術館はSRC造、4階、延べ約1000m²。はこだて明治館内への移転に伴い2011年に閉館している。
 投資額や施設概要は明らかにしていないが、150人程度が収容できる規模とし、1―2人用の個室やグループで宿泊できる広い部屋を備えるもよう。また、飲食店やイベントスペースの場も設ける考えだ。
 同社は今後、3月に金沢で開業した新ブランドのホテルを含め、全国の地方都市に5拠点を設ける計画。同社担当者は「函館も今回の計画の一つ。年に2、3カ所ずつ増やしていきたい」と話している。

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