
産学連携でポットホール抑制/北海道科学大で6社の舗装新技術を実証実験
北海道科学大学工学部都市環境学科舗装研究室とニチレキ、NIPPO、大成ロテック、東亜道路工業、前田道路、道路工業は、産学連携で積雪寒冷地の低温下でひび割れが生じにくい弾性アスファルトを使った実証実験の「アスファルト博覧会」を大学構内で進めている。学生デザインの看板を設置し、ホームページを公開した。ポットホール抑制につながることから、北海道開発局は研究成果に期待を寄せる。(星野貴俊、高橋秀一朗、画像は案内看板と学生の齋藤さん、井口さん)
弾性アスファルト技術の「博覧会」
アスファルトは低温下で硬くなるため、ひび割れが生じやすくなる。北海道のような積雪寒冷地では、ひび割れから雨水が入ることで損傷が拡大し、ポットホールが発生する。
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