
北海道は6285人の転出超過、札幌集中の流れ変わらず/総務省の24年人口移動報告
総務省は1月31日、住民基本台帳に基づく2024年の人口移動報告を公表した。全国の都道府県間移動者は前年比0.8%減の252万3249人。北海道は転出者が転入者を6285人上回る転出超過状態の一方、札幌市は転入者の超過が続き、一極集中の流れは変わっていない。
都道府県別に見ると、転入超過となったのは東京都、神奈川県、埼玉県など7都府県で、東京都は最多の7万9285人だった。転出超過は北海道をはじめ広島県、愛知県、兵庫県、静岡県など40道府県で、広島県の1万711人が最も多い。このうち、転出超過数が拡大しているのは25道府県。滋賀県が前年の転入超過から転出超過へ転じた。
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