
北左連の施工マニュアル、全国から熱視線/左官のセルフレベリング工法
北海道左官業組合連合会が作成した「セルフレベリング工法」の施工マニュアルが注目されている。技能者不足の中で生産性向上が期待されるためだ。中屋敷剛会長(画像・右)は「施工不良を起こさないために各社の知的財産となるノウハウを公開した」と胸を張る。2024年末には元請け団体の北海道建設業協会が発注機関に標準工法として採用を促すなど理解が進んでいる。
金ごて不要で省力化・工期短縮期待
左官職人が流動性や速硬性といった特長を持つセルフレベリング材を使い、水平で精度の高いコンクリート床下地を造る工法。平らな床下地に仕上げるのに従来の金ごてが要らず、省人化や工期短縮が期待される。
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