北海道新幹線札樽トンネルが本体初弾を公告 小樽市街地側の石倉工区12月に開札

2017年09月16日 07時00分

 鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局は15日、小樽市内から札幌中心部までつながる札樽トンネルの本体初弾工事となる、石倉工区を一般競争公告した。札樽トンネルのうち最も小樽市街地側の工区で、路盤部を含めた施工延長は4554mとなっている。WTO対象案件で、4社構成の特定共同体が対象。施工体制確認型総合評価方式により、12月12日に開札する。

 札樽トンネルは以前、手稲トンネルとして計画されていたが、札幌市内の大部分を高架橋から地下ルートへと変更したことにより、小樽市朝里川温泉付近から札幌市中央区北6条西10丁目の石山通付近までを結ぶトンネルとなる。全長は26・2㌔で、北海道新幹線新函館北斗―札幌間では渡島トンネルに次ぐ長さ。

 今回公告となった石倉工区では、NATM工法のトンネル4504mと路盤50mを施工する。施工位置は北海道新幹線の起点となる新青森駅から見て333―338㌔の地点。工事で使用する主な資機材の概算数量は、生コンクリート6万1000m³、セメント4900㌧、ロックボルト4万9000本、鋼製支持工3900基、鉄筋220㌧。工期は93カ月間となっている。

 札樽トンネルの工事発注は、札幌市内の山岳トンネル部となる富丘工区を2017年度第4四半期(1―3月)に入札する予定。その後は、石倉工区と富丘工区の間でも数工区の発注を計画している。

 また、札幌市内地下に築造するシールドトンネル部は、測量や調査などを進めていき18年度以降の着工を目指している。


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