住友林業住宅事業本部札幌支店(札幌市西区二十四軒4条2丁目1の29、田村彰宏支店長)と北海道セキスイハイム(札幌市北区北14条西4丁目2の1、久宗弘和社長)は、札幌市西区宮の沢で約6000m²の宅地開発に着工した。「アンサンブルタウン宮の沢」として、戸建て用地26区画を整備する計画。三江開発の施工で進めており、12月下旬の完成を目指す。
場所は札幌市西区宮の沢1条4丁目90の9ほかにある、山藤三陽印刷に隣接する6095m²の敷地。地下鉄東西線宮の沢駅から1㌔ほどの立地で、周囲には商業施設なども多い。市の開発許可を受け、9月上旬から工事に着手した。
全26区画を、住友林業と道セキスイハイムがそれぞれ13区画販売する。1区画当たりの平均面積は53・06坪で、平均販売価格は1942万円。着工に合わせて販売も開始した。
同じ西区ではことし、2社も販売を担う178区画規模の宅地「ウィズランド八軒」の開発も始まった。建設費などの値上がりに伴う分譲マンションの価格高騰もあり、高まりつつある戸建て新築のニーズを後押ししそうだ。