北6東4街区に新ビル 札幌総合卸センター再開発が始動

2017年09月26日 11時00分
札幌総合卸センター

再開発が計画されている札幌総合卸センターの3街区

 協同組合札幌総合卸センターの再開発が動きだす。札幌市東区北6条東2丁目から東4丁目までの3街区にある同センター加盟各社の事務所機能を、東4丁目街区に集約し新ビルを設けるもので、施工者を岩田地崎建設、実施設計をドーコンに決めたことが25日分かった。2018年度から約1年半をかけて既存施設の解体、建設を進める見通し。売却を検討する残りの2街区についても、大手デベロッパーがマンションやホテルなどを描くプランニングを進めているとみられ、JR札幌駅東側で、また一つ大型プロジェクトの芽が出ている。

 同センターは、東2丁目から東4丁目の3街区に事務所を置く住宅用資材卸や医薬品卸、衣料品卸など約30社で構成。共同会館を含む既存8棟が築40年以上と老朽化が著しいことから、これまで、東4丁目街区でのビル建て替えを軸に準備を進めてきた。事業費は約50億円とし、資金は東2、3丁目街区の売却益で賄うことを検討する。

 新ビルは、東4丁目街区にある6号館の跡地とその周辺に設ける計画。規模は固まっていないがS造、13階、延べ約1万5000m²を構想。施設と直結して、2階建てで、延べ約1600m²の物流倉庫も備える。1、2階にエントランスや貸し展示場、会議室などを設置し、3階から上階に延べ1100m²程度のオフィススペースを整備する考え。同じ街区にある7、8号館は、解体後に駐車場となる。

 JR札幌駅東側では現在、北海道ガス札幌工場跡地の北4東6周辺地区や、同卸センターに隣接する札幌繊維卸センター跡地などで再開発計画が相次いでいる。立地の良さからマンションを中心に、建設工事が進行中だ。

 売却を検討する東2、3丁目街区(敷地面積各約9000m²)の土地利用について同卸センターは、「何も決まっていない」とするが、複数の不動産関係者によると、大京など大手デベロッパーがプランニングを進めているとみられる。マンションを核に、ホテルなどを構想しているもようで、同卸センターの新ビルが竣工した後、再開発の動きが本格化しそうだ。


関連キーワード: さっぽろ圏 商業

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

株式会社クリエイター
  • オノデラ
  • 北海道水替事業協同組合
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

工事が順調に進展 仮称・苫小牧中央インター線
2020年06月16日 (2,920)
コストコ 石狩湾新港に道内2店目を検討
2019年12月12日 (2,094)
道央道で高強度繊維補強コンの試験施工 東日本高速道路
2020年06月29日 (1,813)
明治、札幌工場敷地1.3万m²を売却へ 恵庭に新工場
2020年07月03日 (1,370)
コストコ石狩倉庫店 21年春開業へ
2020年04月24日 (1,171)

連載・特集

連載 サハリン・スケッチnew

サハリン・スケッチ
稚内市サハリン事務所の三谷将所長に、四半期ごとの定期連載で現地の様子を伝えてもらいます。

連載 札幌市新幹部に聞く2020new

札幌市新幹部に聞く2020
4月1日付の人事異動で現ポストに就任した、新幹部4人に今後の抱負などを聞いた。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。