十勝オホーツク道陸別小利別―訓子府IC間が開通

2017年10月10日 19時13分

陸別小利別―訓子府IC間開通 十勝オホーツク自動車道陸別小利別IC―訓子府IC間16㌔が9日に開通した。記念式典には関係者ら250人が参加し、くす玉割りや通り初めを実施。道東の2つの圏域をつなぎ、1次産業や観光振興を支えるインフラの完成を祝った。

 十勝オホーツク自動車道は北海道横断自動車道のうち足寄―北見間79㌔の区間で、2003年度に新直轄方式で事業化。足寄―陸別町小利別間51㌔は整備見直し区間として一時凍結されたため、帯広・網走両開建が陸別小利別―北見間28㌔を優先整備し、15年度には北見西ICから訓子府ICまでの12㌔を先行供用させた。

 開通当日は午後4時の供用開始を前に本線上から紅葉を眺めるウオーキングイベントが催されたほか、訓子府町公民館では記念式典を開催。式典を主催した道横断道北見地区早期建設促進期成会会長の辻直孝北見市長は「十勝とオホーツク圏は良質で安全な1次産品を提供している。高規格ネットワークを形成し両圏域が連携することで、食料供給基地としての役割が高まる」と開通の意義を強調した。

 同十勝地区早期建設促進期成会会長の米沢則寿帯広市長は「昨年相次いだ台風で道路や鉄道網が寸断したが、道東道は翌日に復旧し陸の孤島となった十勝を救った」と災害時の代替ルートとしての安定性を評価し、凍結区間の早期再開の必要性を訴えた。

 来賓からは高橋はるみ知事の代理として出席した窪田毅副知事が祝辞を述べ、広域観光振興への期待を表明。菊地一春訓子府町長と野尻秀隆陸別町長は地域の歴史と特徴を紹介したほか、開通効果をまとめた映像観賞も実施した。

 その後一同は訓子府ICに移動し、地域の小学生を交えてくす玉割りとテープカットを挙行。物流業者のトレーラーや観光バスなど75台の車両が通り初めをした。


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