新役場庁舎は現敷地内の北側に 新十津川町

2017年10月13日 19時01分

 新十津川町は、現在基本設計を進めている新たな役場庁舎について、現庁舎北側に3階建てで建設することを検討している。構造はRC造が候補に挙がっていて、延べ床面積は約3600m²を想定。このうち約700―800m²が滝川消防署新十津川支署となる見込み。基本設計案がまとまり次第パブリックコメントを行い、2018年度に予定する実施設計に備える考えだ。

 建設地は現庁舎敷地内の中央301の1。駐車場やバスの動線確保、国道からのアクセスを踏まえ、現庁舎の北側に建設する方針を掲げている。基本設計は5月に契約を結んだドーコンが担当。業務期間は18年2月28日まで。

 構造や階数も検討中だが、現時点ではRC造、3階を考えていて、役場部分は1階に窓口機能、2階に町長室、3階に議会を設け、消防署部分は1階に車庫や宿直室、2階に事務所機能を置くことを構想している。

 総事業費は最大25億円。内訳は工事費に約19億円、外構や消防の通信機器、現庁舎解体などに約4億5000万円、設計費などに約1億5000万円をみている。
 実施設計も引き続きドーコンに依頼する予定。19、20年度の2カ年で施工し、21年度の供用開始を目指す。

 工事の発注方法については、過去の大型工事で町内業者を含めた特定共同体を募集・指名し業者を決めていたことから、このケースを基に検討する。


関連キーワード: 庁舎 建築

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • web企画
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,372)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,288)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,279)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,072)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (987)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。