セメント卸やコンクリート製品などを扱う小林本店(本社・栗山)は、同社の関連会社で清酒の製造・販売を行っている小林酒造の業界限定酒「セメント正宗」を再販売する。これまで2度の販売では好評を得て完売。同社は「年末が近いので贈答品としてもお薦め。今回も限定商品なので早めの購入を」と呼び掛けている。
セメント正宗は、太平洋セメントの特約店でもある同社が製造した業界限定酒で、小林米三郎社長が思い付きから考案されたもの。キャッチフレーズは、小林社長自ら「セメント=固まる」というイメージから、「呑(の)むたびに『決意が固まる』『基礎が固まる』『想(おも)いが固まる』セメント正宗」と決め、パッケージもセメントをイメージさせる2つのスコップが交差したデザインを採用した。
セメント正宗は、道産の酒米「彗星(すいせい)」を使用した純米酒。2014年12月、15年6月の2度販売し、業界限定酒という珍しい酒に、土木や建築、設計事務所など建設業界関係者から多くの反響があった。1000本を完売したが、在庫不足のため購入希望者に希望通りの本数を提供できなかったという。
気になる飲み口は「ほのかに果実を思わせる香りで、爽やかな口当たりでキレの良いお酒」とのこと。ただ、同社の外食事業部の村本大輔係長は「食中酒として飲み飽きしないので飲み過ぎには注意」と話している。
今回も限定商品のため、1000本のみの販売となる。720㍉㍑の6本入り1ケース単位での販売で、価格は1万1664円(税込み)。申込期限は10月31日。引き渡しは11月中旬以降となる。
問い合わせ、購入は小林本店外食事業部(札幌市白石区南郷通10丁目南4の15)、電話011(865)2122まで。