建設業の魅力紹介 函館工高生が道新幹線トンネルで見学会

2017年10月21日 08時00分

 函館建設業協会と日本建設業連合会は19日、函館工高環境土木科1年生を対象とした北海道新幹線渡島トンネル(天狗)ほかの現場見学会を開いた。40人の生徒は、多くの人が協力し、長い年月をかけて完成させるという、建設業の魅力の一端に触れた。

函館工高生現場見学会

土木施設が多くの人と時間をかけて造られていることを実感した

 総延長32・7㌔、完成すれば国内の陸上トンネルとしては最長となる渡島トンネルのうち、天狗工区は北斗市中山の4・6㌔区間が対象。鉄建・アイサワ・西江・北土共同体が2015年12月から22年8月までの工期で施工している。NATM工法でこれまでに斜坑を689mまで掘り、進ちょく率は16.1%となっている。

 現場事務所で日建連の名越次郎常務執行役が「若い皆さんに現場を見てもらい、建設業を知り、ぜひ将来携わってもらいたい」とあいさつ。続いて鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局北斗鉄道建設所の玉井達毅所長が、新函館北斗―札幌間は延長約211㌔のうちトンネル区間が8割を占めることなどを紹介した。

 鉄建建設の由布壮一郎同トンネル作業所長が工事概要や施工手順などを説明した後、生徒たちは坑内に入り、歩きながら湧水の処理や支保工などを確認。切り羽ではドリルジャンボによる削孔デモンストレーションの迫力に驚いていた。

 見学後、生徒からの「仕事のやりがいを感じるときは」との質問に由布所長は「トンネルだと貫通時。壁の向こうから明かりが入ってきたら、苦労など全てが報われる」、玉井所長は「新幹線が開業して皆さんに乗ってもらえたとき」とそれぞれ答えた。

 最後に生徒を代表して佐々木柊二さんが「きょうの経験を生かして、将来のことを決めたい」と感謝と決意を示した。


関連キーワード: トンネル フレッシュ 新幹線

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

航空写真や建設予定地の位置情報などを重ねて表示できる地図ベースの情報サービスです。
  • オノデラ
  • web企画
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

札幌駅南口再開発が始動 北4西3に超高層複合ビル 
2019年05月24日 (2,077)
新さっぽろ駅周辺地区 G・I街区の開発始まる
2019年08月08日 (2,021)
札幌都心部でホテルの建設加速 19年上半期に9件
2019年07月30日 (1,538)
きのとや、札幌・清田に新店舗 完成は11月中旬
2019年06月08日 (1,469)
カレスが札幌・北6東3に医療センター 21年10月に着工
2019年08月01日 (1,356)

連載・特集

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第166回は「北海道マラソン」。渇きを感じる前にこまめな給水をし、完走を確実に目指しましょう。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。