寿産業が社屋建て替え 札駅東側に事務所と賃貸MS

2017年10月21日 09時30分

 製鉄・環境用関連機器の設計、製作を手掛ける寿産業(札幌市中央区北3東2の2の30、鈴木孝也社長)は、JR札幌駅東側に立地する社屋を現地で建て替える。延べ約3000m²の新ビルには事務所と共同住宅を設ける考え。近く着工し、2018年11月下旬の完成を目指す。

 1961年に建設した同社の社屋は倉庫、車庫を含め、W一部S造、2階、延べ約400m²の規模。完成から50年以上が経過しているため建て替える。建物は解体を終え更地となっている。

 新ビルはRC造、地下1地上8階、延べ約3000m²で計画。1階は事務所とし、2階から上階は1LDKを中心とした20戸の賃貸マンションとする。近くに機械式駐車場も設ける。設計はエートランスデザインワークスが担当、施工は藤井工務店で進める。

 JR札幌駅東側では北4東6周辺地区や札幌繊維卸センター跡地などでマンションを中心とした再開発が相次いでいる。同社の新ビル建設地の隣でも日動が手掛ける分譲マンション「仮称ラ・クラッセ札幌N3E2」の新築が進んでいることから今後も住宅投資の動向が注目される。


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