浦臼町は25日、産業観光推進グランドデザイン検討委員会の第3回会合を役場庁舎で開いた。農業・観光振興の全体イメージを共有し、鶴沼ワイナリーや道の駅つるぬまといった施設や自然、食材などの活用方法を話し合った。
これまでの会合を踏まえ、農業・観光振興の全体イメージをKITABAの酒本宏会長が説明。鶴沼ワイナリーや道の駅、神内ファームがある鶴沼エリアを「観光の大きな拠点になる」と位置付け、その他のエリアでサイクリングや農産物の直売などを楽しむという構想を伝えた。
このイメージを基に、3班が具体的な活動を検討。どの班も全体イメージに賛成の考えを示し、A班は雪で遊んだ後に町産の野菜を使った温かい食事を提供する企画を提案。B班はぶどうやメロンなど収穫体験を提案したほか、各エリアの役割分担の必要性を指摘。C班は町民が主体となって取り組む前に、各分野の講師から学ぶ時間を設けることを提示した。
次回は12月上旬に開催し、この日に出た企画の開始時期など実現に向けた話し合いを行う。