除雪に携帯GPS活用を検証 旭川市

2017年11月07日 07時00分

 旭川市は今冬、スマートフォンなど携帯端末のGPS機能を活用した除雪作業を試行する。リアルタイムで除雪の進ちょく状況や経路などが把握できるもので、作業の効率化と精度向上を目指す。本年度は中央・新旭川地区で20台分試験導入して検証を進め、将来的には全地区での導入を図っていく考えだ。

 GPS活用は、2014年8月に取りまとめた次期雪対策基本計画に盛り込まれたのがきっかけ。道内では既に北見市などで取り組んでいる。

 旭川市の場合は、市仕様の専用アプリケーションをインストールした携帯端末から除雪車の現在地、走行経路の軌跡など各種情報を外部サーバーに蓄積し、蓄積したデータを市土木事業所や除雪センターに設置しているパソコンで確認するというもの。

 作業状況をリアルタイムで確認できることから、除雪のし忘れがあった場合、すぐにオペレーターへ連絡することができるほか、軌跡が残るため、除雪作業が実際に行われたどうかを把握することが可能となる。

 また、運行記録の日報が自動的に作成できるなど、受発注間の事務作業軽減も期待されている。

 市が実施する市道除雪延長は約2158㌔で、9地区に分けて共同体に委託している。17年度は頻繁に除雪する機会が多い中心市街地を含む中央・新旭川地区の一部で導入。GPSの精度や、複数台で作業する幹線道路の場合にどのような軌跡を描くかなどを検証する。

 来年度以降は検証結果を基に実施地区を順次拡大していく考え。今後は現場を撮影できるようにするなどシステムの拡充も図る方針だ。


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