おとなの養生訓

おとなの養生訓 第17回「3次会対策」 1時間、1合以下の量で

2013年03月12日 13時34分

 仕事関係や職場関係で宴席があると、必ずと言っていいほど、2次会がきちんと用意されていますね。宴会中に「何時から、パブどこそこ、会費○千円」なんてしっかり明記された案内状が回ってきたりします。そこまでしっかりセットされると、ことわる訳にもいかず、大多数の人が2次会に参加、結局、1次会と変わらない雰囲気のままに進行します。

 さすがに2次会が終わると、帰る人も多いのですが、飲み足りない人や、しゃべり足りない人は3次会ということになります。で、結局、これは「はしご酒」。1次会から飲み続けなので、3次会で酔いつぶれる人も結構います。場所が変わる度に、飲み口の異なるお酒を飲み、飽きがこないので、1次会と同じようなペースで飲み続けてしまうのが、根本原因です。

 折角、3次会まで来ているのに、ずっとつぶれている人がいるのでは、興ざめです。このあたりの見極めが大事なのですが、つぶれそうな人を強引に誘う悪い酔っぱらいも多いので困ったものです。それに、誘った本人がつぶれていたりしては、なにをか言わんやです。

 というわけで、サラリーマンとしては、2次会、3次会対策を頭に入れて、お酒のペースを考える必要があります。まず、適正なペースですが、日本酒1合、ビール大瓶1本、ウイスキーダブル1杯が大体同じアルコール量と考えて、1時間で1合以下に抑えると、いいのではと思います。

 例えば、ビールジョッキ1杯でスタートして、後は燗酒を少しずつ、銚子1本を目安にして2時間程度の1次会を終えるという具合です。

 1時間で1合以下なら、比較的冷静でいられ、酩酊状態になることはないと考えられますので、2次会、3次会でペースダウンすることも可能です。これなら3次会まで続けても、4、5合ぐらいでおさまると思われます。6合を超えると確実に何か起きます!

 ただ、1次会にお酌魔がいると、ペースが上がってしまいます。そういうときは、2次会で調整しましょう。2次会はみんなお酒が回ってきているので、ペースダウンする人がいても気にしないことが多いからです。

 そんなこといちいち考えていたら、楽しくお酒が飲めない!とおっしゃる方には、おすすめはしません。あくまでも、ビジネスとして宴席を乗り切る方法ですから。

(札医大医学部教授・當瀬規嗣)


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