幌加内町が中央公民館を耐震改修 18年度以降に設計へ

2017年11月16日 09時30分

 幌加内町は、旧耐震基準で建設された中央公民館の耐震改修を計画している。来年度以降、補強設計に取り組み、耐震工法や事業費を固める。詳細なスケジュールは未定で、中央公民館に入居する関係団体と協議しながら施工時期を決める考えだ。

幌加内町中央公民館

改修を計画する中央公民館。外壁に亀裂などが見受けられる

 幌加内4699の3にある同公民館は1976年の完成で、規模はRC造、4階、延べ2243m²。役場庁舎の隣にあり、1・2階が渡り廊下でつながっている。1階には土地改良区の事務所があり、2階には視聴覚室や研修室が並び、役場職員の会議や町内会の集いなどに使用。3階には議場や議員控室を配置している。

 

 旧耐震基準で建設されたため、柴滝建築設計に依頼し、本年度に耐震診断を実施。10月5日に完了した診断結果などを総合的に判断し、改修を検討することとした。

 施工中の土地改良区や議会の運営場所は未定。耐震改修と同時に間取りなどを変更する内部改修も進める予定だが、どのように改修するかも含め検討中となっている。

 役場庁舎については1982年完成で、新耐震基準で建設されているため、耐震改修をする計画はない。


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