(8)軟弱地盤動態観測システム

2017年11月20日 11時22分

登録番号:HK-070014-VE

盛土挙動を速やかに判断

【特徴】本システムは、自動追尾・自動視準機能を搭載したトータルステーション(以下TS)を用いてワンマンで沈下板・変位杭を観測し、その座標データを専用ソフトウェアに取り込み、Δσ/Δt~t管理図(栗原・高橋の方法)およびS~σ/S管理図(松尾・川村の方法)を速やかに出力することが可能である。軟弱地盤動態観測システム

 従来の方法においては、沈下板はレベルで天端高を観測し、変位杭は光波測距儀で不動杭(機械設置点)からの距離を観測し、それぞれを現地でレベルブックなどの紙媒体に記録し、後に事務所でExcelに入力して管理図を作成していた。

 また、一測線ごとに光波測距儀を移動する必要があったため、多大な工数が必要であったが、本システムはTS内の機能(放射観測・誘導機能・後方交会)等によりTSの移動が軽減され、盛土の状況に応じて速やかに観測継続が可能になる。

軟弱地盤動態観測システム さらに、測量したデータを直接パソコンに取り込んで管理図を作成することができるため、記入ミスや漏れを防ぎ、効率良くデータを整理することができる。

【導入現場数】
道内181件・道外30件(2017年10月現在)

問い合わせ先
株式会社岩崎 企画調査部

〒060-0034
札幌市中央区北4条東2丁目1番地
TEL 011‐252‐2000
FAX 011‐252‐2550
URL http://www.iwasakinet.co.jp/


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