都心部が冬の装いに―。第37回さっぽろホワイトイルミネーションが24日から、大通公園、駅前通、南1条通など5会場で一斉に始まった。ことしは北3条広場と札幌駅南口駅前広場が新たに加わり、約78万個の電球が、雪化粧した都心を光のきらめきで彩る。
大通公園の1丁目から8丁目に展開する大通会場は、各丁目にテーマ性を持たせ、光のオブジェなどで演出する。このうち7、8丁目は昨年からリニューアル。日本新三大夜景都市に選ばれた札幌の夜景をテーマに、ブラックライト印刷技術で札幌、神戸、長崎の夜景を浮かび上がらせる光のトンネルを設置した。
大通3丁目会場で開いた24日の点灯式には、町田隆敏札幌市副市長やさっぽろホワイトイルミネーション実行委員会の星野尚夫会長ら関係者が出席。カウントダウンで光をともした。
会場を訪れていた親子連れは「きれいだね!」と雪が舞う公園で光の演出を楽しんでいた。
大通会場は12月25日まで、駅前通会場は来年2月12日まで、残る3会場は来年3月14日までの開催。点灯時間は、いずれも午後4時半から深夜零時までとなっている。