旭川医大は、動物実験棟増築を主体、電気、機械の3分割で早ければ今月25日の週に公告する。全て総合評価方式・実績評価型を採用し、地域要件は道内に本店、支店、営業所を置く企業とする考え。入札は2018年2月を予定しており、落札業者と契約を結び次第、すぐにでも着工する計画だ。
動物実験棟は同大敷地内中央部にあり、医学や遺伝子の研究を目的に、マウス、ハムスター、ウサギなどを用いて実験する施設。規模はRC造、3階、延べ2543m²。医学科の学生が主に利用しているが、手狭になっていることから増築を決めた。
増築棟の規模はRC造、3階、延べ1510m²。既存棟の南西側に建て、渡り廊下で結ぶ。工事費は約6億円を試算し、18年10月末までに工事を完了させる見通しだ。
1―2階は実験室や研究室など、学生が日常的に使う施設が入り、3階にはボイラ室などの機械室を配置する。実施設計は建築を唯設計、設備を総合設備計画が担当した。