北海道財務局は、2018年度以降に一般競争入札で売却する国有財産として、現時点で札幌市豊平区美園の約4200m²、同西区二十四軒の約1300m²など134物件を予定している。
札幌市豊平区美園9条8丁目2の1は宿舎跡で、敷地面積は4213m²。延べ2302m²の建物が残る。白石・中の島通沿いに面し、月寒公園に隣接する立地で、一帯は建ぺい率60%、容積率300%の準住居地域となっている。
同じく宿舎跡の西区二十四軒3条6丁目1の物件は、宮の森北24条通沿いに位置。敷地面積は1294m²で、延べ473m²の建物がある。用途は準住居地域で建ぺい率は60%、容積率は300%。
このほか、旭川市永山1条24丁目89の25ほかの4771m²、隣接する永山2条24丁目88の2の8843m²や、函館市湯川町2丁目12の10の771m²(延べ760m²の建物付き)などがある。
道財務局ではここ数年、6月と1月の年2回、国有財産売却の入札を行っている。入札の1―2カ月前に公示するのが通例。
ただ、いずれの物件も具体的な売却年度は今後、正式に決めていく状況だ。