小樽開建は15日、WTO政府調達協定対象工事の5号小樽市塩谷トンネルの落札者を大林組・福津組共同体に決定した。落札額は税抜き33億2077万円。
小樽市内の桃内1丁目から塩谷1丁目にかけての海岸沿いの山側を掘削する。
延長は1063m、内空断面69・6m²。総幅員10・75m、内訳は監査歩廊0・75m、路肩1m、車道7m、歩道片側(山側)2mとしNATM工法で進める。
舗装構成は、トンネル内部の車道が上層路盤15cm、アスファルト中間層4cm、コンクリート舗装28cm。歩道は路盤10cm、コンクリート舗装7cmで整備する。
明かり部の車道は下層路盤65cm、上層路盤6cm、アスファルト安定処理6cm、基層5cm、中間層5cm、表層4cm、歩道は路盤27cm、表層3cmとなる。
トンネルの詳細設計は2012年度にダイヤコンサルタントが1440万円で落札した。
入札参加業者は次の通り。
▽西松建設・伊藤組土建・草別組JV▽熊谷組・橋本川島コーポレーションJV▽竹中土木・生駒組JV▽大林組・福津組JV▽飛島建設・中山組・松谷建設JV▽奥村組▽鴻池組▽宮坂建設工業・松本組JV▽戸田建設・田中組JV▽不動テトラ