北海道結核予防会の中央区事務所が老朽化し改築

2018年01月17日 08時00分

 公益財団法人北海道結核予防会(札幌市北区北8条西3丁目28、館石宗隆理事長)は、札幌市中央区で巡回健診の基地機能を有する事務所の改築を予定している。設計はT&N北海道設計が担当。3月の着工を予定している。

 既存の事務所が老朽化しているため、札幌市中央区北3条東3丁目1の17ほかの現在地で改築することを決めた。建物はRC造、4階、延べ1000m²の規模で、検診車を収容する車庫も含め設計した。

 既存建物の解体工事を含めて、これから施工業者を選定し、2019年5月ごろの完成を目指している。

 結核予防会は、かつて国民病とまでいわれるほど猛威を振るっていた結核の制圧を目的に発足。現在は結核だけでなく肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患対策や、結核対策で培った実績と経験を生かした健診事業を実施。生活習慣病対策にも取り組むなど幅広く疾病予防に取り組んでいる。


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