からくさホテル札幌オープン 道内ホテル展開を強化

2018年01月19日 09時30分

 不動産総合サービスのザイマックス(本社・東京)は、道内でホテル事業の展開を強める。札幌市の狸小路商店街5丁目で22日にオープンする「からくさホテル札幌」を皮切りに、早くも2カ所目となる新ホテルを検討するほか、道内の観光地で宿泊に関わる事業者などと連携し、〝からくさブランド〟を広めていくことも模索。増加する外国人旅行者をターゲットに、独自の客室サービスで連泊客の確保を狙っていく。

22日のオープン前に公開した「からくさホテル札幌」の客室

 道内初進出となる宿泊特化型の「からくさホテル札幌」は、大阪、京都に次いで5カ所目。これまでで最も多い177室を完備した。隣り合う客室を内扉でつなぎ、最大4―6人が利用可能なコネクティングルームを110室用意するなど、札幌では少ない、多人数の宿泊に対応するのが特徴だ。

 2階に露天風呂付きの大浴場を備えるほか、ラウンジには座敷に掘りごたつを設けるなど和の空間を創出。提携するノースグラフィック(本社・札幌)が手掛けるレストランでは、道産食材の多彩なメニューを提供する。からくさホテルは、宿泊者の7割以上が香港、台湾をはじめとする外国人で占めるため、ニーズに対応したサービスで集客を図る。

 同社は今回の1号店に続き、早くも客室140室程度の2号店の出店を検討。狸小路商店街2丁目に面した敷地約700m²を取得済みだ。

 18日に行われた1号店の内覧会で、佐藤亮祐からくさホテル事業部長は、札幌での2号店について「1号店の運営動向を見ながら考えていきたい」と説明。2018年中の建設は現段階で考えていないとし、出店が決まったとしても「おそらくオープンは2020年以降になる」との見解を示した。

 一方、札幌以外での道内出店については「からくさブランドを広めて、グループのような形でいろんな企業と提携できれば」とし、自社開発にこだわらないホテル事業の拡大も考えていくとした。


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