高校生デザインコン優秀作の美幌高産業教育施設が着工へ

2018年02月03日 09時00分

 道建設部建築局は、美幌高産業教育施設改築の主体と設備を26日付で公告する。管理棟と牛舎に分け、それぞれ制限付き一般競争事後審査型を採用する。開札は3月22日となる見通し。工期は11月末までの予定で、全ての工種を合わせた工事費は4億6000万円を試算している。

 美幌高産業教育施設の最も古い棟は1946年に完成。老朽化が進み、道教育委員会が実施した耐力度調査で改築が妥当と判断された。牛舎や堆肥舎など9棟をS造、平屋、5棟に集約する方針を決めた。

 2017年度はこのうち管理棟と牛舎に着工する。管理棟はS造、平屋、延べ218m²、牛舎はS造、平屋、延べ684m²の規模。工事は主体、電気、管に分割し、対象はそれぞれ建築、電気、管のA等級を予定している。

 設計はHAU計画設計が担当。管理棟は日本建築家協会道支部、道建築士事務所協会、道建築士会と道が共催する16年度高校生建築デザインコンクールで最優秀作品賞に輝いた三浦和寧さんの作品を基に設計した。


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