高橋はるみ知事は7日、定例記者会見で北海道新幹線の札幌駅ホーム位置の問題について言及した。従来の東側案から、創成川をまたいでホームを設置する「大東案」について、JR北海道と鉄道・運輸機構から近日中に説明を受けることを明らかにした。
高橋知事は、4日に東京で開かれたJR北海道と機構、国、道、札幌市の5者会談で、JR北海道から提案があったことを明かし、2017年度内に結論がでるよう「最後の調整を加速的にやっていかなければならない」と強調し、「ベストな案を選びたい」と述べた。
道と札幌市への報告は週内にも行われ、現駅案と東側案、地下案の検討状況を説明した後、東側案を大東案へ変更する考えを申し入れるもようだ。