帯広競馬場で18年度からばんえい馬の厩舎建て替え

2018年02月15日 19時07分

 帯広市は、2018年度から帯広競馬場の厩舎(きゅうしゃ)建て替えを開始したい考えだ。1972年ごろの建設が6棟、79年ごろの建設が22棟あるが、築年数が35年以上経過し老朽化が進んでいることから18年度から数棟に着工する見通し。実施設計は17年度に谷津設計に委託。1棟当たりW造、平屋、厩舎部分が延べ360m²程度、住居部分が130m²程度としている。

 西13条南9丁目にある帯広競馬場には、スタンド西側に5万9063m²の厩舎地区がある。地区内にはW造、24馬房の厩舎が28棟ある。うち72年築の6棟は平屋建てで、調教師ら関係者の居住スペースが建物の両側に2戸ずつ計4戸ある。79年築の22棟は2階建てのため、居住スペースは1、2階に8戸ある。

 竣工から35年以上経過し、老朽化が進行している。これまでは改修することで対処してきたが、16年度に見直したばんえい競馬運営ビジョンでは、競馬事業を継続的に開催できるよう老朽化した競馬場施設や設備の更新、改修の検討を運営改善の課題に挙げていた。


関連キーワード: 建築 観光

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • web企画
  • 東宏
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,988)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,378)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,326)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,249)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (861)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。