道は、2018年度に総額1664億3197万円を繰り越す。内訳は一般会計が1650億2497万円、特別会計が14億700万円。一般会計の款別では、農政費が657億6362万円と最多で、建設費が560億472万円とこれに次いだ。(詳細は4面に)
農政費では、道営土地改良事業費が371億6725万円と半分を占めた。TPP(環太平洋連携協定)などへの関連対策として産地パワーアップ事業など農業生産総合対策事業費は124億1903万円、農畜産物の輸出促進に必要な施設を整備する強い農業づくり事業費は37億円、畑作物生産改善対策には18億9564万円を繰り越す。
建設費は、河川公共事業費が167億5306万円と最も多く、道路橋梁費のうち社会資本整備総合交付金などの地域活力基盤整備事業費が136億5550万円となっている。このほか、道路特別対策事業費の90億7167万円、道路公共事業費の62億84万円、砂防公共事業費の26億8200万円が主なところ。
水産林務費は、153億5686万円を繰り越す。漁港などが対象となる水産物供給基盤整備費は52億826万円、地域林業活性化対策事業費は45億5436万円となっている。
道営住宅事業特別会計は、10億7800万円を繰り越す。