北海道酒類販売(本社・札幌)と中道リース(同)は、札幌市西区にあるコープさっぽろ二十四軒店の駐車場を利活用し、複合商業施設を計画している。クリニックや飲食店のほか、カジュアル衣料品店のジーユーや100円ショップを展開する大創産業などが入る物販店舗など計9施設で構成。施工業者の選定を進めており、早ければ5月から順次着工するもようだ。
建設地は札幌環状線と二十四軒第3横線に面する、札幌市西区二十四軒3条1丁目6の1ほかにあるコープさっぽろの駐車場内。過去にコープさっぽろの旧農産セットセンターや、ホームセンターのトントン館、日商プロパン石油札幌工場があった場所で敷地は約2万m²の広さがある。
札幌市の大店立地法の変更届け出によると、二十四軒店の北東側にS造、平屋のB棟を建設し、売り場面積1198m²のジーユーが入居する予定。C棟は1階に靴販売などのジーフット、2階は大創産業がそれぞれ入り、売り場面積は計1258m²とする。
南東に位置するS造、平屋のD棟は、売り場面積202m²のメガネトップが入る。その隣のE棟はS造、2階、売り場面積171m²の規模で、薬局が入る見通し。E棟と供用ホールを挟んだ事業1の施設には、1階に整形外科(479m²)、2階に内科・皮膚科・耳鼻科(753m²)で構成するクリニックを設ける。
このほか、事業2の施設は歯科(延べ132m²)、事業3は美容院(延べ82m²)を配置。カフェを含む飲食店も2店舗それぞれ出店する計画だ。