道建設部住宅局は、旭川市内にある道営住宅神楽岡ニュータウン団地の建て替えを計画している。敷地内北側の既存住棟を解体し、RC造、5階建ての住棟を2棟60戸整備する。前期と後期に分け、前期は2018年度に基本設計、19年度の実施設計を経て着工し、20年度の完成を目指す。20年度に着工する後期分も含め、総事業費は20億100万円を見込んでいる。
同団地は、道が2月19日に開いた公共事業評価専門委員会で大規模公共事業として事前評価の対象となった。5月中旬から下旬に予定している18年度第1回会合で事業が妥当と判断されれば事業着手する。
緑ケ丘5条2丁目と4条3・4丁目に位置する神楽岡ニュータウン団地(RC造、2―4階、16棟422戸)は、まちなかへの居住人口を増やすため、一部を用途廃止し、宮下通15―17丁目で整備が進む道営団地であえーる宮下東団地へと集約化を図っている。
建て替えでは、1975―78年に建設され、老朽化が進行している76R6―11号棟の6棟192戸を、敷地内北側にRC造、5階、2棟60戸へ集約。1棟目は19―20年度、2棟目は20―21年度にかけて整備し、22年度は既存棟の解体や外構整備を実施する。