平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表LS北見のメダル獲得祝賀パレードが21日、北見市中心部で実施され、市内外から集まった約1万2000人が選手らに祝福の声を届けた。パレード成功の裏では、市内の警備業者や建設業者が活躍した。
沿道警備や車両通行止めなどの業務には、市内の警備業者を中心に約40人の交通誘導警備員が派遣された。開始に先立ち、北海道警備業協会北見支部の宮武亨丞支部長は「北見人として恥ずかしくない警備を行い、イベントを成功させよう」と呼び掛けた。
パレードは、藤沢五月や吉田知那美をはじめとしたLS北見の選手らが、沿道からの歓声に笑顔で応え、大きな混乱もなく終了した。警備に参加したインター警備保障(本社・北見)の川人正和社長は「普段は道路工事などの警備が多いため、警備員にとっても良い経験になったのでは」と振り返った。
吉崎工業所(本社・北見)は、沿道に設置するパイロンやバリケードの準備などを行った。同社の天池鉄也常務は「市内の業者として、このようなイベントに関わることができて光栄」と話した。(北見)