スポーツ合宿推進の士別市 整形外科開業医の誘致助成

2018年04月05日 13時00分

 士別市は、2019年5月の開業を予定する仮称・しべつ整形外科への開業医誘致条例助成金の交付を予定している。医師不足解消などを目的に開業に必要な土地取得費、建物取得費などを助成するもので、今回が3例目となる。医院の規模はW造、2階、延べ560m²程度を想定。建築工事などについては、しべつ整形外科が8月にも設計会社を通して市内業者へ指名通知し、9月に入札を執行、10月に着工する見通しだ。

 開業医誘致条例は11年4月1日に施行。12年度にしべつ内科クリニック、13年度に道北クリニックの開業を支援し、一定の成果を上げたとして15年4月1日から18年3月31日まで凍結していたが、市立病院の医師不足など地域医療の課題を解消するため、助成を再開することにした。

 助成金の対象は、設置費、土地取得費、建物取得費、医療機器等取得費、賃貸料。設置費は年額200万円を限度に、他はそれぞれに費用の3割を助成できるが限度額がある。

 市ではスポーツ合宿を推進しているが、市内の整形外科は市立病院のみで4月からは診療日が減少することもあり、今回の開業を歓迎している。

 仮称・しべつ整形外科の建設地は、国道40号沿いの大通西14丁目3142の466、467の旧ほっともっと跡地で、紳士服のはるやま士別店とドコモショップ士別店に挟まれた立地となる。

 入院病床を設けない外来診療所として医師1人、看護師2人、医療事務3人の6人体制とする予定。敷地に隣接する形でキタ調剤薬局が出店する。薬局の規模はW造、平屋、延べ100m²程度を見込んでいる。

 建物取得費に関しては、市内に事業所を持つ業者で施工する場合、限度額が1700万円から2000万円に増えるため、市内業者を活用する意向。現在は出羽真設計事務所が基本設計に引き続き実施設計を進めており、完了後の8月ごろに市内に事業所を持つ業者へ指名通知し、9月に入札を執行する見通し。

 市は、医院開業後の交付に備えるため、19年度当初予算案に土地取得費500万円、建物取得費2000万円、医療機器等取得費1300万円と各助成金の限度額を計上する予定だ。


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