釧路高等技術専門校は6日、釧路地域職業訓練センターで2017年度修了式と18年度入校式を開いた。2科5人を送り出し、3科8人を迎え入れた。
山田達也校長は、建築塗装科3人、鉄筋コンクリート施工科の2人に修了証書を手渡し、運営団体である釧路地方職業能力開発協会の田中安雄会長は、全員分の技能照査合格証書を授与。釧路市長賞1人、北海道職業能力開発協会会長賞1人、釧路地方技能尊重運動推進協議会会長賞3人の表彰もあった。

山田校長から証書を受け取る修了生
この後、山田校長は入校する木造建築科1人、建築塗装科5人、鉄筋コンクリート施工科2人に入校許可証を交付。式辞では修了生に向けて「高い志しを持ち、信頼される技能者として大きく羽ばたくことを願う」とエールを送り、入校生には「事業主や関係者に感謝しながら、若さと情熱で知識と技能を習得してほしい」と呼び掛けた。
修了生を代表して鉄筋コンクリート施工科の浅岡太樹さんが答辞に立ち、「2年間の楽しい訓練生活は一生の思い出。地域産業発展へ皆さんの期待に添えるよう、今後も努力したい」と決意を表明。
木造建築科の田村椋佑さんは入校生を代表し、「期待される技能者になれるよう訓練に励む」と山田校長に誓った。