技術検定の女性受験者数が増加している。2017年度の1級学科試験の女性受験者数は3714人、2級学科試験が7218人といずれも6年連続で上昇した。依然として男性が大多数を占めているが、女性の最終合格率が男性よりも高い傾向も出ている。
国土交通省のまとめによると、17年度に技術検定6種目を受験した女性は、1級が前年度比8.7%増の3714人、2級が60.1%増の7218人だった。1・2級ともに11年度から6年連続で受験者数が増加している。
学科・実地に合格した女性の最終合格率は、1級が48.2%、2級が55.6%。全体の合格率と比較すると、1級が6.7ポイント、2級が3.5ポイント上回っている。