上川町が分譲宅地を造成へ 移住促進用に50区画を計画

2018年05月20日 09時00分

 上川町は、中心部にほど近い町内新光町に移住定住促進用の分譲宅地約50区画の造成を計画している。移住希望者などに販売し、戸建て住宅を建設してもらう考えで、宅地内の道路や上下水道も町で整備する見通し。来年度から試験的に約10区画を売り出し、売れ行きを見ながら残りの区画も販売していく。

 造成場所はJR上川駅や役場庁舎などがある町中心部から近い新光町46の2で、面積は約2ha。以前は町住新光町団地があったが老朽化のため解体し、今は更地となっている。

 1区画当たりの値段は買いやすいよう基準価格よりも安くする予定で、面積は300m²程度を想定。宅地内の道路や上下水道の整備は来年度以降進めていく。延長や工事費は決まっていないが、2haのうち1・5haを宅地、0・5haを道路に充てる見込み。

 宅地造成に併せて住宅建設助成金を設けることも検討中で、地域の雇用創出を図るため、町内業者が施工を担当する場合は金額を上乗せする考えもあるという。

 本年度は美成測地サービスに委託して用地確定測量を進めており、9月上旬までに完了する予定だ。


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