赤平市が統合小新築に20年度着工へ 工事費20億円を試算

2018年05月30日 12時00分

 赤平市は、統合小校舎・屋体新築を2020年度に着工する計画だ。工事費には約20億円を試算しており、校舎の延べ床面積は4200m²程度となる見込み。本年度は統合の対象となる小学校を確定させるほか、校舎などの基本設計や建設地にある赤平中の解体実施設計に取り組む。19年度は校舎・屋体の実施設計を進め、20年度から2カ年で施工する見通しとなっている。

 建設地は東文京町4丁目6の赤平中敷地。現在ある校舎・屋体を解体し、そこに統合小を建設する。

 統合小の規模は校舎が延べ約4200m²、児童数は200人程度を想定。豊里小と赤間小を統合することは決まっているが、これに茂尻小を含めるかは現在協議中で、本年度内に結論を出す方針だ。

 市は、協議結果を基に、19年度に実施設計を進め、20―21年度で施工し、22年4月に開校というスケジュールを描いている。基本設計はアトリエブンクが担当。

 これに先立ち、建設地となる赤平中(校舎RC造、3階、3249m²など)の解体実施設計を本年度に進める。赤平中は、ことし4月に赤平中央中と統合し、現在、生徒は赤平中の校舎を使用しているが、7月末に統合中の新校舎が完成することから、8月には新校舎に引っ越すことになっている。実施設計は7月にも指名する予定で、解体工事は19年度に取り組む。


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