青い湧水「神の子池」周辺の整備計画を策定へ 清里町

2018年06月02日 09時30分

 清里町は、12月までに観光地整備計画をまとめる。景勝地である阿寒摩周国立公園内の神の子池周辺などの整備方針を固めるもので、必要に応じて2019年度予算に盛り込んでいく考えだ。

 神の子池は、摩周湖からの地下水によってできたとされる青い湧水が特徴の池。町や観光協会は、「インスタ映えスポット」としてPRしている。

 神の子池までのアクセスには、道道摩周湖斜里線交点から約2㌔の林道を通る必要があるが、幅員は3・6mほどしかなく普通車のすれ違いが難しい状況。過去に車両の脱輪事故が発生しており、ことし4月に警察が大型・中型車の通行を規制した。

 委託業者による提案を基に、町民による観光振興計画推進委員会で議論し計画をまとめていく。具体的な整備方針はこれから詰めていく。

 推進委員会では、環境への配慮を前提に、林道の管理者である網走南部森林管理署への整備の要望や、新たな駐車場の整備、くみ取り式トイレの更新を中心に検討する。

 このほか、斜里川でサクラマスが遡上(そじょう)する様子を見ることができる、さくらの滝で簡易トイレの整備方針も定める。


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