統合診療所の基本設計はアトリエブンクに決定 蘭越町

2018年06月22日 08時00分

 蘭越町は、2019年度の着工を計画している蘭越、昆布両診療所を統合した新診療所の基本設計コンペ結果を明らかにした。指名6社の作品を審査した結果、アトリエブンクに決めた。規模はRC造、2階、延べ952m²。6月末までに実施設計の契約を結び、19年3月までに完了させる。19年度のできるだけ早い時期に着工し、21年4月の開業を目指す。総工事費は5億円から6億円となるもようだ。

 参加業者は、創建社、日本工房、日本都市設計、岡田設計、アトリエブンク、サン設計事務所の6社。山内勲副町長を委員長に関連部署職員6人と蘭越、昆布両診療所長の計9人で構成する建設検討委員会が1日にヒアリングを実施。8日、最高得点を獲得したアトリエブンクの作品を採用した。

 提案の内容は、1階に診療スペースを置き、2階に職員用の休憩室を配置する。1階北側に医師用の3LDK住宅1戸を設置する。外断熱を採用し、地熱利用の地中熱ヒートポンプなどを組み合わせることで、空調のランニングコストを低減する。

 外構は、駐車場をオープンスペースと位置付け、建物西側の玄関前に置く。玄関は一般用と救急外来用、職員用、医師住宅用を全て同じ西向きに配置し、雨や雪を防ぐため、庇(ひさし)を設置することも提案している。駐車場は来客用7台、医師用2台、職員用6台分のスペースを確保する。

地中熱ヒートポンプで暖房のランニングコスト低減も提案している

地中熱ヒートポンプで暖房のランニングコスト低減も提案している

 町は6月末にアトリエブンクと実施設計の契約を結び、19年3月までに完了。19年度早々に着工したい意向。

 蘭越町が過去に実施した同規模施設工事は、主体、電気、衛生の3分割で、特定共同体による指名競争入札だった。外構工事は主体に含めることにしている。

 現在の蘭越診療所は、統合診療所開業後に解体するが、昆布診療所については未定となっている。


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