CF工法協会10日発足 ゼネコンなど参加し普及啓発推進

2018年07月06日 08時30分

 清都組(本社・石狩)が開発したCF(キャンバーフォーム)工法の普及に向け、道内外のゼネコンなど21社で構成するCF工法協会が10日に発足する。会長に清都一章同社社長、副会長に栗田悟北海道建設業協会副会長が就任。道内での工法普及と啓発宣伝、技術開発などを進める。

 H鋼鉄骨フレームに型枠廃材で製造した3層パネルをはめ込み、そのパネルの間にコンクリートを打設する工法。足場の組み立てからコンクリート打設までのサイクルを従来工法より大幅に短縮できる。工期短縮に加え、養生期間延長が可能となるため、密実で高耐久なコンクリートを構築する。

 ホースを型枠横開口から打設することで分離をなくし、品質向上を実現するなど、品質確保とトータルコストの削減に大きな効果を発揮。型枠廃材を活用した工法として、自然環境への優しさも特徴だ。

 2007年に国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録。11年に総合評価方式で加点対象となる「小実績優良技術」、16年に「活用促進技術」に更新登録された。13年に国土技術開発賞の地域貢献技術賞、17年に循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰を受賞。また、土木学会がこのほど発行したコンクリート標準示方書改訂資料にCF工法が記載された。

優れた品質が関係者から高い評価を得ている(写真は岩手県発注の防潮堤現場)

 北海道開発局や東日本高速道路北海道支社、道といった道内での実績に加え、東日本大震災被災地で東北地方整備局、茨城県、仙台市などが採用。関西や九州にも営業範囲を拡大している。

 10日に札幌市内の北海道建設会館で開く設立総会には、会員企業の代表者らをはじめ、技術アドバイザーとして栗田道建協副会長、上田多聞北大大学院工学研究院教授、安江哲北未来技研顧問らが出席し、規約などを審議する。また、施工につながる情報提供などに対するロイヤルティ(対価)についても整理する。

 会員は次の各社。
 ▽大林組▽鹿島▽岩田地崎建設▽東亜建設工業▽熊谷組▽佐藤工業▽オリエンタル白石▽萩原建設工業▽荒井建設▽ケイセイマサキ建設▽宮城建設▽南建設▽三国屋建設▽大北土建工業▽工藤組▽岸本産業▽三栄建設工業▽高成建設▽梅原工務店▽浦口滝沢建設▽杜都工業


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