ホクレンは、2018年度の設備投資に前年度比28.6%減の64億5200万円を充てる。中斜里、清水製糖工場の改修などに13億円、合理化に向けた家畜市場の改善に9億5000万円をそれぞれ投じる。
17年度にコスト低減を目的とする製糖工場の改善に57億円を投じるなどの反動で3割近く減少した。
てん菜部門では、中斜里製糖工場に8億円を措置し、施設の老朽化部分の改修や機械移設などを実施。清水製糖工場では、てん菜の原料受け入れ施設更新や工場周辺のフェンス取り換えに5億円を計上した。
このほか、米穀、酪農畜産部門でも関連施設の修繕を計画。担い手・後継者育成に向けた取り組みとして研修寮の新設に4億円を投じる。さらに会計システムの開発にも取り組む。