斜里町、清里町、小清水町、別海町、中標津町、標津町、羅臼町で構成する知床・地方版図柄入りナンバー導入検討協議会は、2020年度中に交付が開始される「知床」ナンバーの図柄入りナンバープレートデザイン案を、8月12日まで募集している。
ナンバープレートは「カラー図柄入り」「モノクロ図柄入り」「図柄なし」の3種類から選択が可能。この図柄について、世界自然遺産「知床」周辺地域の住民が愛着や誇りを持てるようなデザインを求めている。
応募者の資格は日本に在住する個人で、国籍や年齢、経験などは問わない。作品は知床や周辺地域をイメージできるもの、地域の魅力アップや振興、愛着向上につながるものとし、政治・宗教色がないもの、他者の権利を侵す恐れがないものや、ナンバーの視認性確保などを求めている。
応募は1人3点まで。手描きかデジタルデータの作品を郵送、持参、電子メールで提出すること。ただし、データ容量が3以上の場合は郵送となる。最終日の午後5時30分必着。
協議会内に設ける選考委員会が審査して候補を絞り込み、住民投票などを経て提案デザインとなる最優秀賞(賞金10万円)1作品のほか、優秀賞(賞金2万円)2作品を選ぶ。18日現在、応募は11作品に上っている。
問い合わせ、書類の提出は事務局を務める羅臼町企画振興課図柄入りナンバープレート担当、電話0153(87)2114まで。