札幌市都市局は、2018年6月の建築確認件数(速報値)をまとめた。住宅、非住宅合わせて前年同月比0.6%増の709件と、ほぼ前年並み。住宅ではマンション等が3割増と好調な一方、木造アパート等が3割減に落ち込んでいる。
指定確認検査機関で扱った物件を含む確認済み分を毎月集計している。
住宅総数は、件数が0.3%増の585件。内訳は一般個人住宅は前年同月比同数の494件、マンション等が32.6%増の61件とプラスだが、木造アパート等が30.2%減の30件と低調で、公的住宅の申請はなかった。
商業ビルや店舗などの非住宅は、1.6%増の124件と、3月以来3カ月ぶりに回復。工作物や昇降機を除いても21.4%増の85件だった。
1月からの累計は、住宅、非住宅合わせて前年同期比2%増の3452件。住宅は2.8%増の2819件、戸数は9.2%減の8841戸、非住宅は1.6%減の633件となった。
住宅の内訳は、一般個人住宅が4.8%増の2387件、マンション等が0.4%減の275件、木造アパート等が16.5%減の157件。